【銀魂】紅桜篇がヤバい!紅桜の意味や内容、世間から人気が高い理由
漫画・銀魂は一話読み切りの話もあれば、長編もあるなどバラエティ豊かな構成となっており、長編は基本的にシリアスな展開が続きます。
長編の中でもアニメ化や実写映画化されるなど、メディアミックスされているのが「紅桜篇」であり多くの読者に支持されているのです。
そんな紅桜篇ですが、ここまで人気の理由が気になりますよね?
ここでは紅桜の意味や内容、人気の理由などについて紹介していきます。
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1.紅桜篇の名前にもなった「紅桜」の意味とは?
銀魂の長編「紅桜篇」のタイトルにもなっている、「紅桜」とは何を意味しているのでしょうか?
ここを知っておくと、本編の内容をよく理解できるので最初に押さえておきますね。
紅桜とは「紅桜篇」に登場する妖刀で村田仁鉄が打ったとされる稀代の名刀です。
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この名刀「紅桜」ですが村田仁鉄の息子・村田鉄矢によって機械に融合されてしまい、対艦兵器として変化してしまいました。
その後鬼兵隊所属の盲目の剣豪である、岡田似蔵に渡り彼の体と紅桜が融合して、右腕と完全に結合するに至ります。
この機械と紅桜の融合が右腕に合体したことで、ロボット兵器のようにどこまでも伸びて戦艦を輪切りにするほどの大剣に…。
紅桜篇におけるボスとして姿を現わしたので、妖刀・紅桜はこの長編では大きな意味を持っています。
2.「紅桜篇」の面白すぎる内容を暴露!
話は、桂がいきなり辻斬りに斬られてしまう所からスタートします。
かぶき町において、辻斬りの被害が多発しており桂はそのまま行方不明に。
エリザベスは心配し、万事屋に行き桂を見つけてほしいとお願いをするのです。
丁度その時、銀時は別の依頼が入っていたので神楽と新八が、桂の捜索をすることとなりました。
銀時が受けた依頼は、「妖刀・紅桜を取り返してほしい」というもの。
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紅桜を調べると、どうやら盗んだ人物が辻斬りをした本人であると判明し、その人物は「岡田似蔵」だったのです。
居合の達人である岡田は、銀時ですら何とか勝てるほどの強敵でありましたが、今回は銀時が重傷を負うことに。
殺されそうになった所を新八が何とか助けにきて、岡田の腕を切り落として何とかその場を抑えることに成功しました。
銀時は新八の家で療養していましたが、神楽と新八そしてエリサベツは桂を捜索していましたが、とある事実が判明します。
それは、高杉晋助が率いている暴力集団「鬼兵隊」がこの事件に絡んでいるというもの。
高杉晋助がこの長編で登場しますが、結局彼はこの戦いでは参戦はしません。
鬼兵隊は紅桜を機械と融合することで、新しい兵器を作り上げそれを使って幕府を滅ぼそうと企んでいたのです。
最終的には、銀時が岡田を倒してこの企みの阻止に成功し、公式の設定によると岡田も一命をとりとめたとのこと。
3.「紅桜篇」が映画などで使われる納得の理由とは?
銀魂の初期に出てきた長編「紅桜篇」ですが、冒頭でも記載した通り劇場版銀魂や実写版などで、この長編が扱われています。
長期連載をしている銀魂なので、もちろんこの他にも多くの長編がありますしもっと奥深い内容のものが揃っているのです。
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それなのに、紅桜篇がこうも多くメディアミックスで採用されるのは何故なのか、疑問に感じますよね?
紅桜篇が頻繁に採用される理由としては、以下に挙げる点が考えられています。
- 長編だがコンパクトにまとまっている
- 初期の頃なので登場人物も多くない
- 原作を読み込んでいない人でも理解しやすい
- 内容がそこまで難しくない
- 銀時や小五郎、高杉晋助など主要キャラが登場している
- 空中戦が混じってるので見栄えが良い
劇場版にする際、尺の問題があるので出来れば短いストーリーで仕上げたいのが制作側の本音。
かなり長い内容ですと、端折る部分が多くなるため話の繋がりを作るのがとても難しいです。
一方で紅桜篇は、程よい長さで内容もコンパクトにまとまっており、そこまで難しくありません。
さらに戦闘シーンの見栄えも良いため、制作側にとっては都合が良いのです。
それでも、原作者が紅桜篇を使用するにあたり許可を出しているので、原作者も紅桜篇をお気に入りにしていることが分かりますね。
様々な思惑が混じり、心理戦などその人物の背景まで知らないと内容を深く理解できないというほど、難しいものではないのが一番大きいでしょう。
原作を読み込まなくても理解できるのは、興行収入が見込めるため作りやすいとも言われています。
4.「紅桜篇」が読者から人気が高い意外な理由
制作側から気に入られ、原作者も好きだと思われる紅桜篇ですが、そうした身内の評価のみで映画化が進む訳ではありません。
やはり読者の反応がどうなのかをリサーチし、その情報を最優先にしているはずです。
ということは、アニメ映画や実写映画などで紅桜篇が採用されるということは、読者からも人気があると考えるのが自然でしょう。
ネット上でも銀魂の長編の中で、紅桜篇が一番良かったと推す声は少なくありません。
では、紅桜篇が読者から人気を得ているのは、何故なのでしょうか?
その理由として挙げられるのは、「通常回とシリアス回でのギャップに衝撃を受けたから」というものがあります。
銀魂は基本的にギャグ漫画に分類され、通常回はふざけてばかりの内容です。
一方、長編はシリアスな展開が続き、今までふざけていた銀時や新八、桂などが真面目に取り組む姿勢に読者は意表を突かれました。
こんな真面目な一面があるなんて夢にも思わないので、そのギャップにメロメロになってしまったんですね。
本格的な長編という点では「紅桜篇」が一番最初なので、読者が特に印象に残ったと考えられています。
また、紅桜篇では鬼兵隊だけじゃなく真選組も出てくるので、今後のストーリーで欠かせない重要人物がゴロゴロと出てくるのも人気を得ている要素と言えるでしょう。
5.「紅桜篇」に隠された都市伝説がヤバかった…
銀魂の長編として人気が高い、「紅桜篇」ですが「打ち切り覚悟で制作されていた」という都市伝説があるのをご存知ですが?
2014年ごろからSNS上で話題となったこの都市伝説ですが、どういった内容なのか以下から簡単に紹介しますね。
紅桜篇は単行本11巻〜12巻(第89〜97話)に収録されている長編で、銀魂という作品にファンが定着してきた時期と被ります。
今までギャグ要素が多かった銀魂が、本格的なシリアスモードに突入する最初の長編が紅桜篇。
銀魂のカラーを壊しかねないため、ファンが一気に離れてしまう恐れは十分に考えられます。
しかし、そこを気にしていたのでは、近いうちにいずれ打ち切りになると判断し、打ち切り覚悟で制作をしたとのこと。
この都市伝説は、ネット掲示板に匿名を条件に投稿されたものが基盤となって作られています。
しかしながら、その投稿はすぐに削除されたようで今では確認することができません。
ソースは不明ながら、「あり得そう!」と話題になってSNSの発達と共に普及しました。
まとめ
ここでは紅桜の意味や内容、人気の理由などについて紹介していきました。
紅桜というのは名刀の名称であり、その後は機械と融合され、人の身体とくっついて一種の兵器になり銀時の前に立ちはだかります。
紅桜篇は、劇場版や実写版などで採用されるほど人気が高く、本格的な長編としては初めてのものですから登場人物も多くありません。
原作を読み込んでいない人でも理解しやすいという点が評価され、そして読者からの支持も高いためにメディアミックスで起用されてきたと考えられています。
今後も何かと題材として使われるとの噂があるので、紅桜篇は何度も読み返して内容を理解しておきたいですね!
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