【銀魂】松陽の最期が泣ける!性格や銀時との関係、驚きの正体まとめ
ギャグ漫画として高い支持を得ているだけでなく、激しいバトル描写も動きが活発で読む者を飽きさせないのが、「銀魂」です。
日本を飛び越して世界にも支持を広めている銀魂ですが、物語に深く関係する人物の一人として「松陽」の存在が挙げられます。
そんな松陽ですが、正体がとんでもない人物だというのをご存知ですか?
ここでは、松陽の性格や銀時との関わり、正体などについて紹介していきます。
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1.松陽に見られる意外な性格とは?
銀魂の主人公・坂田銀時に大きな影響を与えた松陽ですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- 優しい
- 気遣いを示せる
- 穏やか
- 自己犠牲的
- 自分に厳しい
松陽は人を教える事に長けていたことが、物語を通して明らかになっています。
というのも、銀時や桂、さらには高杉や一番弟子となった朧などを育て上げ立派な剣士にさせた所から分かるでしょう。
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松陽の性格は、常に笑顔を絶やさない優男であり、教え子に対しては非常に優しい態度で接するなど穏やかな性格をしています。
また自分にはストイックな一面も見せている一方、部下に対して剣を向けるような相手には容赦がありません。
後述するように、松陽は自分の命を犠牲にする形で教え子を救ったので、自己犠牲的な性格も垣間見ることができます。
2.松陽と銀時たちの「超意外な」関わりとは?
銀魂の物語が開始した段階で、既に故人となっている松陽ですが物語のキーパーソン的な働きを持っています。
主人公・坂田銀時は幼少時、死体から物剥ぎをして生活するという過酷な時期を過ごしていました。
松陽は「屍を喰らう鬼がいる」という噂を聞きつけて戦場に行ったところ、銀時を見つけて保護し自分の剣を渡して引き取ったのです。
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銀時は松陽が開いた「松下村塾」に入り、勉学や剣術を学び攘夷志士になれるまでの力を身に着けることに。
松陽は銀時が「白夜叉」として戦場で恐れられるほどの実力を付けた師であり、両親の記憶がない銀時にとっては父親代わりでした。
銀時に強い影響を与えたのは間違いありませんが、実は松下村塾には桂や高杉なども同時期に学び松陽から剣術を学びます。
桂や高杉の実力を見ると、いかに松陽という師が素晴らしい働きをしているかが分かりますね。
3.「松陽」が銀魂の本編で迎えた壮絶な最期
銀時たちを育てた松陽は、人間としても優れた特質を持っており銀時たちは大きな影響を受けました。
慕っていた師との毎日は充実して平穏であり、ずっと続いて欲しいと塾生たちは感じたに違いありません。
しかし師との暮らしは長く続かず、「寛政の大獄」にて幕府から捕縛されそれを取り戻すために、攘夷戦争が勃発します。
松陽奪還のために銀時たちは奮闘しましたが、桂と高杉が幕府に捕らわれてしまいそこには奈落の姿もありました。
奈落は銀時に刀を渡し、「仲間か師のどちらを殺すか選べ」との台詞を投げかけます。
究極の選択であり、どちらを選ぶことも非常に難しかったに違いありませんが、銀時は直前に「仲間を守る」との決意を固めていたのです。
それを思い出した銀時は松陽を斬首し、松陽は銀時に対して「ありがとう」と感謝を述べました。
ちなみに寛政の大獄で捕縛されていた松陽は、牢屋の見張り番をしていた信女に人としての生きる道などを教えており、彼女も松陽との関わりで人生が変わった一人です。
このように、松陽は教え子に斬首されるという壮絶な最期を迎えたのでした。
4.まさか「あの人」だったとは…松陽の驚きの正体とは?
銀魂に登場する松陽ですが、銀時に斬首されて最期を迎えましたがその正体がとんでもない人物だったのです。
以下から、松陽の正体についてネタバレをしていきますが、銀魂の基幹に関わる秘密が関わってくるので閲覧注意でお願いします。
実は銀時に斬首された松陽は、「虚」と呼ばれる奈落の首領で天導衆の一角をなす銀魂のラスボス的な存在でした。
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彼はアルタナと呼ばれる星の生命エネルギーを受けることで、不老不死になるという特異体質を持っている人物。
幼少期から死ぬことができないことで迫害を受け、過酷な時代を送ることに…。
ツラい毎日を送るうちに、体は死なないので心を殺す選択をし、自身の中に多くの人格が誕生したのです。
それからは幕府の組織に入ることとなり、死なないという特質を最大限に利用して殺戮を繰り返す毎日を送ります。
次第にその厳しい現実から逃げ出したくなり、虚は「松陽」という人格をつくり奈落を抜け出して松下村塾を設立しました。
こうして銀時たちと出会っていく訳ですが、つまり松陽も虚も体は同じで「人」としては同一人物であると言えるでしょう。
銀時に斬首されたのを目撃した者は、誰もが松陽死んだと思ったはずですが不老不死なので死んではいません。
しかし首を斬られたために「松陽」という人格は消えてしまったようで、虚からは松陽らしさは全くない状態です。
5.松陽に待ち受ける今後の予想が衝撃的だった…
銀魂に登場する松陽(虚)ですが、今後はどんな展開が予想されているのでしょうか?
銀魂は最終章に突入をした関係で、虚との対決回数も増えてきています。
彼は、地球が存在する限りアルタナを供給するため、死ぬことが許されない過酷な人生を歩むこととなります。
であるならば、地球を破壊するのと同時に自身も崩れ行く地球の中にいれば死ねると考え最終的な行動を取るようになりました。
そのため銀魂は、宇宙を巻き込んだ大騒動が展開し誰も先が読めない状態が続いているのです。
そうした中において松陽は、「虚の中に松陽という人格が再び生まれる」と予想されています。
虚が作り出した人格なので、虚自身がもう一度願えばそれを作り出すことはさほど難しいものではないでしょう。
そこで鍵となってくるのが銀時や桂など、多くのことを学んだ弟子の存在です。
当時の松陽は、「弟子に剣を向ける者は容赦しない」という弟子を大切にする心を持っていました。
それなのに、今では弟子を殺しかねないほど大暴れしており、この矛盾した点を弟子たちが指摘するだろうと考えられています。
もしそうなるならば、虚が再び松陽の人格を取り戻す、あるいは新しく生じさせる可能性は十分にあるでしょう。
こうして最終章は、虚が松陽の人格を取り戻すことで平和的に解決するだろうと、読者の多くは考えています。
6.松陽が放った感動する名言特集!
松陽は銀時の師であり、父親も同然のような存在ですから物語がスタートするキッカケを作った人物でもあります。
そのため、読者の間からも人気がとても高く、彼の発言の多くが「名言」として登録されているのです。
以下から、松陽の名言の中でもファンから特に評価が高いものを厳選して紹介しますね。
- たとえ氏も素性もしれなくとも、たとえ護る殊勲も戦う剣をもたなくとも、それぞれの武士道を胸に掲げ、それぞれの侍になることはできる
- 人は思ったより自由です
- みんなを護ってあげてくださいね
- そう侍たる者ハンパはいけない。多数で少数をいじめるなどもっての外
- 人は生まれながらに弱さを抱えて生まれてくる生き物です
- 自分の弱さに翻弄され苦しむだけではない。自分の弱さと向き合い、抗い、変わろうと苦しむ事もできる
- 武士道とは何も国や主君に忠節を尽くす道だけを指すのではない
- ハンパ者が夜遊びなんて100年早い
- 君も道に迷ってここに流れついたんでしょう。私もそうです未だに迷っている。それでいい、悩んで迷って君は君の思う侍になればいい
松陽が語る一つ一つの言葉には重みがあり、侍として生きる心得や忘れてはいけない精神を語っています。
銀時や桂といった、非常に優秀な侍が誕生したのは松陽がいたからに他ならないと、名言を通しても知ることができます。
まとめ
ここでは、松陽の性格や銀時との関わり、正体などについて紹介していきました。
松陽は非常に優れた性格をしており、師の背中を見て育ってきた銀時や高杉などは語れないほど多くのことを学んだのです。
結果的に松陽という人格は消えてしまいましたが、今後は虚が松陽の人格を取り戻すと予想されています。
銀魂も最終章に入り、物語が大きく動いているので読み逃しをしないようしっかりと追いかけていきたいですね!
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