【銀魂】神威と神楽の関係がヒドい!不仲になった理由やその後まとめ
漫画・銀魂は日本を代表するギャグ漫画であり、そして激しい展開に読者が魅了されるほど戦闘シーンもカッコよく描かれています。
長期連載しているため多くのキャラクターが登場しますが、その中において読者の心を掴んで離さないのが神威と神楽の兄妹でしょう。
そんな神威と神楽ですが、どうして仲が悪いのか気になりますよね?
ここでは、神威と神楽の仲が悪くなった理由やその後の進展などについて紹介していきます。
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1.神威と神楽の仲が悪くなったかなり意外な理由
他の種族から恐れられている夜兎族の血を引いている神威と神楽ですが、銀魂の物語で2人はとても仲が悪いです。
最初からそうだったのかと言えば、回想編などを見る限りですと当初は仲の良い家族だったことが伺え、途中から悪くなったと言えます。
どうして仲が悪くなったのかについて、長らく不明のままでしたがついに本編で明かされたので以下からネタバレしていきますね。
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神威と神楽、というよりも家族仲に変化が生じたのは母親・江華の体調が悪化したことによります。
神威と神楽の父親・星海坊主は、えいりあんはんたーの仕事をしており家族を養うために毎日一生懸命に仕事をしていました。
衰弱していく母を見るのは、幼い神威にとって心の苦痛になっていたに違いありませんが、それでも懸命に看病していたのです。
母の看病をしながら、妹・神楽の面倒を見るなど、家族を最優先で考える神威でしたのでこの頃は神楽との仲も良好そのもの。
ところが神威の心の中では、「強さ」とは何を意味するのかについて、ずっと疑問を抱き続けていたのです。
そうした日々を過ごしていく中で、神威は母・江華が持つ体質について偶然にも知ってしまい、母を救う方法が故郷の星に連れて帰ることだと判明しました。
それを母に提案したところ、どうやら父・星海坊主がいるために故郷には帰らないのだと神威は理解することに。
まだ子供だった神威は、両親が持つ夫婦の絆や、江華が夫や子供を愛しているからこそ、故郷を離れた事実を理解できませんでした。
母を救うには父を倒すしかないと判断した神威は、「親殺し」という古の習慣を持ち出して壮絶な親子喧嘩に発展。
それを止めたのが妹の神楽であり、星海坊主に敗れた神威はそのまま家を飛び出してしまい、兄妹関係にヒビが入ったのです。
2.神威と神楽の関係が悪化した別の要因とは?
神威は母を助けたい一心で、父・星海坊主と対決し敗れました。
そうした行動を見た江華は、自身のせいで家族仲が悪化するのを見て寂しい気持ちになったでしょう。
神威と星海坊主の喧嘩を神楽が止めたものの、家族は離散する形を取りましたがこれが神威と神楽の仲を決定的に悪くした訳ではありません。
一つの理由とはなりますが、関係が悪化したのには別の要因があったのです。
それは、「家族を捨てて強くなろうとした」という、兄が持つ独特の見方が関係しています。
神楽がまだ幼い頃に勃発した親子喧嘩を、彼女はどこまで背景や事情を理解していのかは分かりません。
それでも神威が家族を捨ててでも強くなろうとし、その結果として家族が離散したという現実は理解できていたでしょう。
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親殺しという古の習慣を持ち出した神威に対し、父・星海坊主は本能を暴発させてしまい実の息子を殺そうとしていました。
それに気付いた星海坊主は、神楽とも距離を置くようになりほとんど家に帰らなくなってしまったのです。
親殺しという習慣を使わなければ、星海坊主が神楽の傍から離れるという選択を取らなかったでしょうから、神楽にとってみれば母を亡くし、兄が家出し、父は子供の世話を放棄するという悲惨な現実が待ち受けていました。
全ては神威の行動による結果だとして、成長していくうちに神楽は神威を敵視したとしても不思議ではありません。
たった一つが原因ではなく、そこに至るまでのいくつかの要素が絡み合い、神威と神楽の仲は悪化したと言えるでしょう。
3.神威と神楽の兄妹喧嘩の結末が感動的…
兄妹仲が悪化していた神威と神楽ですが、「将軍暗殺篇」においてついに2人が対面して兄妹喧嘩が勃発しました。
最強の戦闘種族として知られる夜兎族の血を引く2人の喧嘩は、周囲が唖然とするほどすさまじいもの。
家族を捨てて強さを求めた神威と、家族と共に強くなろうとした神楽の、お互いのプライドをかけた戦いです。
先に沖田総悟との戦いで負傷していた神威に対して、神楽は己の力を全力でぶつけますが力の差は歴然としていました。
鳳仙からも一目置かれていた神威は、春雨部隊に所属しているだけあって実力は作中でもトップクラス。
神楽は夜兎の血が持つ本能を解放したならば、恐らくは互角に戦うことができたでしょう。
しかしそれは神楽が決めていた、「夜兎の血に対して抵抗する」という生き方を否定するもの。
お互いのプライドをかけた喧嘩でしたが、途中で天導衆が邪魔をしてきたのでこの戦いは一旦ストップすることに。
その後、「洛陽決戦篇」において、虚が星海坊主を倒したことで神威は激高。
神威を止めるために神楽が戦いに参入するようになり、再び兄妹喧嘩が勃発したのです。
この戦いで神威は夜兎の本能を解放し神楽を本気で潰す勢いのある攻撃を仕掛け、それを何度も受けても神楽は立ち上がります。
本能を解放した神威でしたが、戦いの最中で少しずつ正気を取り戻すようになり、満身創痍な2人の最後の攻撃は相手に届きません。
神楽は神威を膝枕させ、「もう勝負はついている」と優しく投げかけたその姿と亡き母の影が重なった神威。
喧嘩は、引き分けという形で幕を閉じたのでした。
4.神威と神楽は本当に仲直りしたの?
洛陽決戦篇で神威と神楽、さらに両親の関係などがクローズアップされ、最終的に神威と神楽は引き分けに終わりました。
神威は家族を捨てて春雨に所属したとなっていましたが、母想いの優しい神威を自分の中から消し去ることは出来なかったのでしょう。
恐らくはずっとどこかで家族を考えていた神威ですが、引き分けに終わった兄妹喧嘩を通して2人は仲直りしたのでしょうか?
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神威は今まで自分がしてきた事柄を考えた時、家族として迎え入れることをお願いできるほど軽くないと理解。
家族といる時間よりも、春雨に所属していた期間のほうが長い神威は、神楽や星海坊主の前から再び姿を消しました。
ところが、神楽たちが母の墓参りに行くと、母が好きだった花が手向けられており神威の心境に変化があったと伺えますね。
神威はその後しばらく姿を現わしませんでしたが、「銀ノ魂篇」で久しぶりに登場。
神楽が平賀源外を助けようとしてピンチに陥ったところ、神楽の前に現れました。
上述の一件で仲直りをしたのかに見えましたが、登場した直後はお互いが素直になれないのかいがみ合う2人。
それでも、夜兎部族の頭目「孫老師」の股間を集中攻撃するなどして、2人が力を合わせて撃破しました。
いがみ合ってはいても、協力する2人を見るならば仲直りは時間の問題であると分かりますね。
5.神威と神楽に予想されている意外な未来とは?
神威と神楽は今後、「虚を倒すために協力して兄妹タッグを組む」と予想されています。
- 神威と神楽が合わされば最強だと思う
- 夜兎族が集結して戦ってほしい
- 神威と神楽も見たいけど、神威と星海坊主と協力してほしい
読者の間からも、神威と神楽が協力して兄妹タッグを組んで強敵を倒してほしいとの要望は多いです。
原作者としても2人を物語の終盤まで生かしておいたのは、見せ場を作るためだと考えられます。
ですから、神威と神楽は2人で力を合わせて敵を倒し、本当の意味で家族が和解すると読者は予想しているんですね。
まとめ
ここでは、神威と神楽の仲が悪くなった理由やその後の進展などについて紹介していきました。
神威は母を想う気持ちが強くなり、母の体質を偶然にも聞いてしまったことで親子喧嘩が勃発して家を飛び出します。
神楽にとってみれば、神威は家族仲をボロボロにした張本人であり許せる相手ではなく、兄妹仲が悪くなったのは無理もありません。
その後は兄妹喧嘩を通して気持ちが通じ合うようになり、協力する姿勢も見られるほど改善。
今後は家族が再び仲良しになると予想されているので、この2人の活躍から目が離せませんね!
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