【銀魂】マダオの過去が壮絶!驚きの活躍や人気が高い理由まとめ
銀魂にはギャグ要員として登場するキャラクターが多く、原作者のお気に入りとして知られているのが、「長谷川泰三(マダオ)」です。
マダオは「まるでだめなオッサン」の略であり、神楽が最初に名付けたことで定着したあだ名でそれ以降は至る所でイジられています。
そんなマダオですが、読者の間で高い人気を得ているのをご存知ですか?
ここでは、マダオの過去や活躍、性格や人気が高い理由などについて紹介していきます。
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1.「マダオ」が経験した悲しい過去
銀魂を語る上で外せないキャラクターとして、読者から高い支持を得ているのが「マダオ」です。
彼のいない銀魂は、カレールーの中にジャガイモが入っていないカレーライスと同じほど違和感を覚えるのだとか。
それほどまでに重要視されているマダオですが、実は悲しい過去を経験しているのでその点を紹介していきますね。
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彼はかつて幕府の「入国管理局局長」という大変社会的地位の高い人物であり、年収も多くプライドが高いキャリアでした。
警護対象者として指定されていたハタ皇子を、銀時とのトラブルによって殴ってしまいます。
曲りなりにも地球人よりも偉い種族として扱われる天人で、さらにその中でも地位の高いハタ皇子を殴った訳です。
この不祥事に幕府は大激怒し、局長という立場でありながら降格処分ではなくいきなりの「懲戒免職」となりました。
一気に全ての名誉を失ったマダオは、その件を聞いた妻のハツにも逃げられる始末。
しかし局長をクビになっただけでは済まされず、責任を取る形で切腹を上層部から命じられますがそんなことができる根性を、マダオが持っているハズがありません。
怖気づいて逃亡し、その後は生き延びるために様々な職に就きますが、ことごとくトラブルが発生しクビになります。
このトラブルも、大半は銀時らが関わって起きるもので運に見放されていいるのです。
家賃滞納の常習犯でブラックリストに登録されている関係で、住む家すら失い路上生活をしている可哀想なキャラクター。
それがマダオであり、彼の過去を見ると哀しい経験をしてきたと分かるでしょう。
2.「マダオ」が銀魂の本編で見せた驚きの活躍!
銀魂に出てくるマダオは、とことん不運に見舞われる可哀想なキャラクターです。
ギャグ要員として重宝されていますが、本編では意外と活躍をしているのでその部分をピックアップして紹介しますね。
マダオは、大五郎や千春といった父親が何かしらの理由でいなくなった子供の世話をしたり、父親代わりとして登場します。
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その都度、マダオからの脱却のチャンスに恵まれますが、マダオと一緒にいることで家庭が不幸になると考え棒にふっているのです。
また武術に秀でているような描写は全くありませんが、数値的には新八以上の戦闘能力を有していますがそのほとんどはグラサンが占めており、本人は1K(酢昆布1枚分)の力しかありません。
そのため、かぶき町四天王篇においては銀時たちの助っ人として参加をするものの、ほとんど役に立ちませんでした。
しかし、金塊篇においては桂と一緒に行動し、桂の記憶を取り戻す手助けをしたり、入れ替わり篇では江戸の治安を守る組織として任命され万事屋の「四番隊隊長」に任されます。
ストーリーによっては優れた人物になることも多く、「人気投票篇」にいたっては誰よりも早く黒幕の正体を暴く推理力を披露。
桜島千春の家が抱える借金を肩代わりし、クイズ番組「クイズマダオネア」に出演した際は見事に賞金1000万を獲得。
全てを借金返済に充てましたが、それでも借金は2000万ほど残っている模様。
このように、マダオはギャグ要員でありながらも状況に応じて様々な活躍を見せている侮れない存在と言えるでしょう。
3.物語を通して明らかになった「マダオ」のヒドすぎる性格
読者から根強い人気を誇るマダオですが、どのような性格しているのでしょうか?
- 冷徹
- 非道
- クール
- 不愛想
- 人情味に溢れる
- 優しい
- 男らしい
マダオは入国管理局の局長時代、民間人よりも任務を優先する人間であり冷徹で非道な性格がありました。
ところが銀時のまっすぐに自分の人生を歩む姿勢に感銘を受け、それからは銀時を見倣うようになったのか性格が変化しています。
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ハタ皇子が、「赤ん坊の命など知ったことではない」と発言したことに激怒し、再び殴り倒したり妊婦を病院に送り届けるなど人情味あふれる一面が見られるのです。
別居中のハツに対しては冷たい言動を見せつつも、結婚記念日にケーキをプレゼントしたり就職の報告をするなど、優しくて男らしい性格をしています。
マダオ(まるでダメなおっさん)というあだ名とは似つかわしくないほど、性格に関してはとても優れているんですね。
4.「マダオ」が読者から人気が高い理由とは?
銀魂に出てくるマダオは、彼がいるからこそ銀魂は面白いと評価する読者が多くファンから熱烈な支持を得ています。
では、どうしてここまでマダオは人気があるのでしょうか?
まず「唯一無二のキャラクター」という点が挙げられ、キャラが被っている人物がおらず彼の個性が最大限に発揮されています。
この状況では、マダオの言動はダイレクトに読者へと届くので記憶に残りやすく、その結果高い支持が維持されているのです。
次に「マダオと言いながら素晴らしい人格者」というギャップに、ファンはメロメロとなっていると考えられているんですね。
就職するも銀時たちの邪魔によりクビになるだけで、生活をしようと必死になっている点は評価できるポイント。
また父親のいない子供に対しては、父親代わりになったりとても優しい性格を見せるなど、だめなオッサンなんかじゃありません。
時々見せるファインプレーが、読者の心を大きく揺さぶりマダオと同じタイミングで涙を流す人もいるほど。
心を掴んで離さないキャラクターとして、マダオは認められているので読者から高い人気を得ているのです。
5.「マダオ」が放った「名言」が感動的と話題
銀魂に登場するマダオですが、頻繁に登場するキャラクターでないのにも関わらず人気があります。
そして彼の発言には、多くの名言があると言われておりファンの間で話題となっているのです。
以下から、マダオの名言の中でもファンから人気なものを厳選して紹介しますね。
- 一度枯れた花は二度と咲かねえんだよ
- おいこれ。ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃねーか
- このままでは、まるで駄目なお寿司屋さんになりさがってしまう!!
- お嬢ちゃんも若いからって後先考えずに行動しちゃいけないよ。人生ってのは長いんだから
- 人間やっぱり楽して儲けようとかそういうこと考えちゃいけねーな
- 汗水たらして稼いだ金は自然と身から離れねーもなんだ
- 人生なんていわば博打みてーなもんだ。人はみなギャンブラーさ
- ありがたく思え お前たちの人生に義務と休み、起伏が存在している事を!
- 道を踏み外しちまった俺だから言えることもある
まだまだありますが、マダオの名言から彼について多くのことを知れますし、人生の哲学が収められています。
まるで駄目なオッサンであるマダオですが、道を踏み外したことで多くを経験し、他人を精神的な面で救うことができるでしょう。
自身の境遇を受け入れ、それを踏み台にしてさらにレベルアップしようと考えているその姿に、感銘を受けるのではないでしょうか?
まとめ
ここでは、マダオの過去や活躍、性格や人気が高い理由などについて紹介していきました。
マダオの過去はとても悲しいもので、地位も名誉も手に入れていたのに、一つの不祥事で全てが崩れます。
家を借りることが出来ずに路上生活をし、他人の借金を肩代わりしたり銀時たちに仕事をクビにさせられるなど踏んだり蹴ったり。
それでもマダオは、現実を受け入れさらなるレベルアップを図っている点で、かなり優れていますね。
今後も活躍が期待できるので、マダオのこれからに注目していきましょう!
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