【銀魂】のぶめの過去が壮絶!活躍や虚と佐々木との恋の行方
銀魂の敵役として登場しながら、その背景や個性が豊富に描写されており読者に感情移入させているのが、「今井信女(いまいのぶめ)」です。
のぶめは可愛らしい顔立ちをしていながら、持っている特質が残酷なのでギャップが大きい人物として知られています。
そんなのぶめですが、壮絶な過去を経験しているのをご存知ですか?
ここでは、のぶめの過去や現在の活躍、虚や佐々木との関係や今後の予想などについて紹介していきます。
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1.「のぶめ」が経験した壮絶な過去とは?
真選組とは対をなす「見廻組」の副長を務める有能な剣士で、暗殺部隊「天照院奈落」から抜擢された殺しのエリートです。
腕前は確かで近藤からは、「暗殺剣」と言われるほどで一度スイッチが入れば殲滅するまで誰も止められません。
そんな恐ろしいのぶめですが、奈落にいて見廻組にやってきた経緯などは本編で長らく不明でしたが、壮絶な過去を経験していることが明らかにされたのです。
以下から、のぶめの過去についてネタバレしていくので、閲覧注意でお願いします。
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のぶめは幼少期から天照院にいましたが、どうして子供の頃からこの暗殺部隊にいたのかという点は明らかにされていません。
天照院にいたころ、投獄されていた松陽の見張り番をしていたことで、彼女の運命は大きく変わりました。
松陽から教えを受けることで、今まで無感情で人を殺害していた彼女は松陽の人間味のある感性に感銘を受け憧れを抱きます。
その憧れが異性に対する恋心だったのか、その胸の内までは分かりませんが松陽が銀時の手によって処刑され彼女には命令が下ったのです。
幕府に背いて暗殺されるはずだった一橋親子を庇った、佐々木異三郎の妻と子供を殺害するように朧から指示されます。
しかし、松陽の教えに感銘を受けたのぶめは、逆に妻子を守ろうとしましたが、現場に到着した時にはすでに奈落の先行部隊が殺戮を終えていました。
後に佐々木がその場に現れ、のぶめは佐々木に自身を斬るように伝えますが佐々木はそれをせず、自身の復讐の道具としてのぶめを傍に置くことを決意。
その後佐々木は見廻組を立ち上げたとき、警察組織の「骸」という物騒な名前を付けている訳にはいかないとのことで、本当は娘に付けるはずだった名前「信女(のぶめ)」を与えたのです。
こうしてのぶめは見廻組に入ることとなり、佐々木の右腕としてその手腕を発揮しています。
2.「のぶめ」が銀魂の本編で見せた意外な活躍
佐々木の妻子を守ろうとしましたが失敗におわったのぶめは、佐々木の復讐の道具として傍に置かれるようになります。
そしてついに佐々木の復讐計画が実行され、黒縄島に上陸した沖田と交戦。
佐々木と真選組の過去を沖田に説明し、改めて自身の手で佐々木を斬ることを決意しました。
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しかしその後に奈落の先代首領である、「虚」が参戦したことを察知したのぶめは、攻撃でピンチに陥っていた神楽を咄嗟に庇い重傷を負います。
沖田や神楽と共に虚と対決しますが、圧倒的な力を前に敗北寸前まで追い込まれたところ銀時の助けにより何とか脱出。
脱出用の船にかろうじて乗り込んだのぶめは、生き残った見廻組メンバーを真選組に託して単独行動を取ることに。
一人で江戸に残っていましたが、佐々木の同志そして松陽の弟子として虚を倒すべく、虚の正体や春雨との関係などを銀時や鬼兵隊の生き残りに話します。
宇宙に向かう銀時たちの背中を押しました。
最終章において、奈落が襲撃をしたアルタナ解放軍の駐屯地にて虚と対峙。
しかしやはり桁違いの強さを誇る虚の前で完敗を喫して撤退をする際、銀時に対する攻撃を庇って重傷を負いました。
のぶめは物語において重要な秘密を知っている、数少ない貴重なキャラクターと言えるでしょう。
3.「のぶめ」の心を変化させた2人の男とは?
銀魂に出てくるのぶめですが、初登場時と現在では表情や態度などが大きく異なるという特徴があります。
それは無表情に人を殺す暗殺のエリートから、人間味の溢れる女性に変化しているため読者からも人気があるんですね。
このようにのぶめの精神を大きく変えたのは、2人の男性の存在です。
一人目は、「松陽」で投獄されている松陽の見張り番をしていたのぶめは、ここで「人」の心を持つ大切さを教えられます。
そして密かな憧れを抱いていましたが、松陽が処刑されたことで今度は二人目の「佐々木」と出会うこととなりました。
松陽の教えにより人を守る気持ちを培ったのぶめは、それによって佐々木と一緒に行動します。
しかし前述した通り、佐々木は時がきたら自分をその剣で斬ってくれるようにのぶめに頼んでおり、それが自身の使命だと実感。
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いずれは斬るべき相手だと分かっていても、いつも一緒にいてくれた大切な存在に変わりはありません。
いつも一人だったのぶめの隣で、一緒にドーナツを食べてくれた佐々木は、かげがえのない存在となっていました。
のぶめたちが脱出用の船に乗り込んだのぶめと佐々木ですが、奈落の砲撃からのぶめを庇い上昇中の船から佐々木は落ちて死亡。
穏やかな表情で落ちていく佐々木を、のぶめは今まで見たことのない必死の形相で助けようとしたのです。
その後、携帯依存症で何通も送ってくる佐々木のメールに対し、のぶめは初めて返信をし哀しげな笑顔で敬礼をしました。
こうした描写から、のぶめは松陽と佐々木という2人の男性に助けられ精神的に成長したと分かります。
松陽に対しては明確な気持ちは分かりませんが、佐々木に対してのぶめは好意を抱いていたと考えるのが自然でしょう。
彼女が佐々木の最期の場面で見せた必死さは、大切な存在を初めて失う精神的な部分を表しているのです。
失恋を経験したのぶめは、人間の心を取り戻したのか目の描写にも変化が見られ、それまではベタ塗りでしたが、佐々木の死以降はベタ塗りではなくなりハイライトが入るようになりました。
4.「のぶめ」が銀魂の本編で見せた驚きの性格
銀魂に出てくるのぶめですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- 不愛想
- 無表情
- クール
- ドS
- 執着心が強い
- 一途
- 優しい
前述した通り、のぶめは初登場時と現在で心情が大きく変わったのでそれにより性格にも変化が見られています。
当初は、不愛想で無表情な性格をしており、ドSな態度を示していました。
そしてドーナツに対する執着心はとても強く、ドーナツを頬張る沖田を目撃した時は血走った目をするなどギャグパートでも貴重な働きを見せているんですね。
ところが佐々木と出会ってからは、一途で優しく自己犠牲的な性格が見えるようになり、心が大きく変わったと分かります。
5.「のぶめ」が経験する今後の予想がヤバかった…
のぶめは今後、どのような経験をすると予想されているのでしょうか?
最終章となる「銀ノ魂篇」ではアルタナ解放軍からの砲撃に対して、銀時を咄嗟に庇い重傷を負ってしまったのぶめ。
これで戦線離脱をする事になるので、最終章における死闘も生き延びてエンディングを迎えると予想されています。
死ぬという予想もありますが、佐々木が命がけで助けてくれた事を考えると、命を粗末にするような行動はしないと考えるのが自然です。
そして銀時を庇ったことで重傷を負ったので、やはり生き延びて平和になった世界で暮らしていくと多くの読者は想像しているんですね。
まとめ
ここでは、のぶめの過去や現在の活躍、虚や佐々木との関係や今後の予想などについて紹介していきました。
のぶめは過去に松陽と佐々木という、2人の男性と接触することで人生が大きく変わります。
無表情で人を殺していたのぶめも、人の心を理解しかけがえのない大切な人と一緒にいることで心情が変化したのです。
佐々木が命を犠牲にしても救ってくれたので、のぶめは命を粗末にするような行動はせずエンディングまで生き延びると予想されているので、彼女のこれからに注目したいですね!
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