【銀魂】朧が強すぎてヤバい!壮絶な過去や強さの秘密まとめ
銀魂には多くの敵が登場し、地球を飛び越えて宇宙人すら出てくるので物語はバラエティに富んだものとなっています。
銀魂の世界を裏で支配する「天導衆」が幕府組織などを裏で操っており、天照院奈落の首領格として登場するのが「朧(おぼろ)」です。
そんな朧ですが、物語で重要な人物であることをご存知ですか?
ここでは、朧の過去や活躍、戦闘能力などについて紹介していきます。
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1.朧が経験した壮絶な過去とは?
銀魂に出てくる朧は、主人公・銀時などの主要メンバーにとっての強敵であり常にかなりの苦戦を強いられている相手です。
そんな朧ですが、以下のような過去を経験しておりそこから物語のキーマンである点が明らかとなりました。
ここから先は、物語の核心に迫る重大なネタバレとなっているので、閲覧注意でお願いします。
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朧は幼少期の頃に、奴隷として働いていた奉公先が何らかの理由で奈落から襲撃されてしまい、子供だった朧はその騒動に巻き込まれる事となったのです。
致命傷を負った朧は、漠然と「死ぬんだな」という考えを持っており、死ぬのを待っていたところ突然「虚」が目の前に現れます。
虚は「生きて私を恨み続けてください」と言い、自身の腕を斬りしたたり落ちた血液を朧にかけることで、朧の傷は奇跡的に癒えました。
子供心ながらに、死ぬ寸前で助けられた事実は朧の人生を大きく変えることとなり、虚のことを「先生」と呼び慕います。
そして傍に仕えて彼のために尽くすことを誓い、人生を捧げる覚悟をしたのです。
虚は朧を殺し屋に育てるつもりはなく、自身の技を教えるようなことはありません。
その後、虚が「自分自身が子供に混ざって学びたい」と発言したことに対して、朧は「ならば学び舎を開いてみるのはどうだろうか」と提案。
こうして虚は吉田松陽としての顔を持つようになり、朧は物語のキーマンとなっていきました。
虚は奈落を抜けることにし、二人の学び舎「松下村塾」を立ち上げ朧は一番弟子として、まだ見ぬ弟弟子が増えて賑わってくれるのを楽しみにしていたのです。
銀魂の朧には、このような過去があり虚が松田松陽としての働きを導くキッカケを作ることになります。
2.朧が銀魂本編で見せたカッコ良すぎる活躍
朧は虚に助けられたことで慕うようになり、虚が松陽になる重要な働きをした物語のキーマンです。
一番弟子になった朧は、その後どうなったのか、どんな活躍をしたのかについて見ていきますね。
奈落から抜けた虚を、奈落側が黙って見過ごすはずがなく追っ手を放ちますがその数がおあまりに多いので、朧は自分が足手惑いになると考えました。
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このままでは虚も逃げられなくなると考え、虚だけでも生き残って欲しい朧は自らが犠牲になる覚悟を持ちます。
虚が仕掛けていた罠を、自らが発動して敵もろとも道連れにしようと計画し、結果的にそれは上手くいきます。
虚は逃げ切ることが出来た訳ですが、道連れによって死んだと思われていた朧も不死の血によって一命をとりとめたのです。
朧はその後奈落に戻り、組織内で確固たる地位を固めていき組織運営に一定の影響力を与える存在になりました。
その力を何に使ったのかというと、組織の目を「虚」から逸らすことに使い、それは大きな効果を与える結果となります。
しかしながら、偶然にも松陽になった虚と、銀時などの弟子と邂逅してしまい、そこに自分がいないことで複雑な感情が沸き起こります。
そこで部下に指示を出して松下村塾を急襲し、松陽を殺害することで師を取り戻そうとしました。
しかしながら蘇った虚は、以前とは大きく異なる全く別人のような存在となってしまったのですが、それでも朧は二度と師を裏切ることはしないと心に決め、不死の血が流れ続ける間は恩人に仕えることを決めます。
このようにして、銀魂の物語がスタートしていったんですね。
3.誰もが衝撃を受けた…朧が迎えた壮絶な結末
不老不死の血を与えられた朧は、その血液が自身の身体を蝕んでいき、さらにこれまでの激戦で何度も致命傷を受けたことで限界を迎えており死期が近づいていました。
それでも師に助けてもらった命を、出来る限り師の為に使おうと心に決めていた関係で体を休めることなく戦いに身を置きます。
限界に近づいていましたが、弟弟子である高杉と「洛陽決戦篇」にて激突。
朧は高杉に対して、自身も虚の一番弟子だったことを明かしそれぞれの思いがぶつかる死闘を展開しました。
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何度も何度も致命傷を受けながら生き延びた朧ですが、ついに高杉の刃の前で倒れることとなります。
虚に与えられた不老不死の血が枯れてしまったことで、自らを縛り付けてきた使命から解放された後に、高杉に虚の目的と正体を暴露。
無限の苦しみを抱き続けている虚も、自身と同じように解放して欲しいとの願いを込めて、「虚を倒せ」と遺言を残します。
弟弟子と一緒に過ごすことが出来なかったことに対して、朧は悔いの念を抱きつつ、静かに息を引き取るのでした。
奈落が攻めてこなければ、兄弟子として銀時や高杉などと一緒に生活をしていたかもしれない朧。
死ぬことさえできない苦しい時代を生き延び、そうして「師」によって育てられた弟弟子に殺されるという最期となったのです。
4.朧の恐ろしすぎる実力とは?
不老不死の血が流れていた朧は、厳しい戦いを何度も経験している関係で実戦に慣れていました。
それだけでも非常に有利でありますが、彼は「経絡」を熟知している戦闘のスペシャリストだったのです。
経絡を気功や針などを使って突くことにより、必要最小限の動きで相手に致命傷を負わせるので非常に厄介。
また自身の経絡を移動させることによって、致命傷を避けたり非常に速いスピードで傷を癒すことも可能とやりたい放題。
これは虚から授かった不完全な不老不死の血がもたらしたものですが、未熟な剣士などでは歯が立たないほどの強敵です。
銀時や高杉など作中に登場するトップクラスの実力を持つ相手と、対等に渡り合うことができるほどの腕前は読者に大きな衝撃を与えました。
5.物語を通して明らかになった朧のヤバい性格
虚が地球のアルタナからエネルギーを受け、そのために不老不死になったことで朧はその影響を受けました。
一時的ではありますが不老不死になった朧ですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- 一途
- 仲間に優しい
- 残酷
- 自己犠牲的
朧は戦いばっかりをしているイメージがありますが、過去編などを見ると彼が上記のような性格をしていると分かります。
虚に助けてもらったというのもありますが、朧は一途で自己犠牲的な精神を示しているのが理解できるでしょう。
しかしながら、戦闘では相手の命を何とも思っていないほど残酷な性格をしている一方、仲間にはとても優しいです。
それは弟弟子のことを想っていた部分から読み取れ、松陽と銀時たちが一緒にいた時は複雑な気持ちになったのもそのためです。
朧の性格は、銀魂の世界を読み解く上で重要になってきますね。
まとめ
ここでは、朧の過去や活躍、戦闘能力などについて紹介していきました。
朧は絶体絶命のピンチの時に、虚から不死の血を振りかけてもらい助かった経験から、虚に忠義を尽くす選択を取ります。
それが銀魂の物語をスタートさせるキッカケとなったという点を考えるなら、朧はとても重要なキャラクターと言えるでしょう。
不死の血が枯れて絶命した朧は、銀時や高杉と一緒にいたらどんな人物になっていたのか想像が膨らみますね!
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