【銀魂】将軍の最期が泣ける!意外な性格や悲しい結末まとめ
ギャグ漫画として日本のみならず、世界から賞賛されている「銀魂」には多くのキャラクターが登場し、そのどれもが個性豊かです。
そうした中、あらゆる可能性を秘めて読者からも熱烈な支持を得ているのが、「徳川茂茂」でしょう。
通称「将軍」と呼ばれる彼ですが、実は悲しい最期を迎えたことをご存知ですか?
ここでは、将軍の活躍や性格、悲しい最期などについて紹介していきます。
スポンサーリンク
1.物語を通して明らかになった「将軍」の意外な正体
銀魂には面白いキャラクターが多く登場しますが、その中でも読者から人気がある「徳川茂茂」は将軍という名前で呼ばれています。
とても民思いの優秀な将軍であり、庶民がどのような暮らしをしているのか直にこの目で確かめたいという強い気持ちを抱いていたのです。
部下であり父親代わりの、松平片栗虎と一緒に度々江戸の町に姿を現わしては民の様子を気にかけていました。
スポンサーリンク
将軍は、江戸幕府第14代征夷代将軍という地位であり、立場上はもちろん江戸幕府のトップです。
しかし銀魂の世界では、江戸幕府を裏で操っている「天人」が実質的に支配をしているのでお飾りの将軍に他ありません。
傀儡政権に抜擢されたトップというのが、将軍の正体ですが先ほども記した通り将軍として非常に優れた才能を持っています。
将軍は、あまり運動神経が良さそうには見えませんが、実はスポーツ万能で人間離れした身体能力を有しているのです。
ちなみに股間は足軽であると判明しており、本編でも度々ネタにされるなど現実世界では決してあり得ない設定が彼に付けられているんですね。
だからこそ人気を得たという面もありますが、将軍の正体は後々に重要な意味を持ってくるので侮れません。
2.将軍に見られるヤバい性格とは?
銀魂に登場する将軍ですが、どのような性格をしているのでしょうか?
- 純粋
- 正義感が強い
- 優しい
- 正直
- 利他的
- 他人を気遣える
そこまで多く登場していない将軍ですが、物語が進んでいくと上記のような性格をしていると判明しています。
彼は民を思い純粋で優しい行動を見せ、銀時などからヒドい扱いを受けても根に持つことはなく魅力的な性格をしているのです。
スポンサーリンク
また正直で利他的で他人を気遣える、素晴らしい性格を持つ将軍として読者の多くに良い意味での衝撃を与えました。
後述するように最期では正義感の強い所を見せてくれており、ギャグしかしていない印象を持つ将軍ですが、シリアスな場面では大活躍。
これまで登場してきたキャラクターとは、また違った味わいを持っていると性格面からも分かりますね。
3.「将軍」が銀魂の本編で見せたあり得ない活躍
銀魂で将軍と言えば、「もっさりブリーフ」などの発言をするギャグ要員としての印象を強く受けます。
しかしながら、それなりに活躍を見せてくれているので、以下から将軍がどんな活躍をしてくれたのかについて紹介しますね。
銀魂の将軍が見せた活躍は、「将軍暗殺篇」が詳しいです。
この長編において将軍は、「一橋喜喜」の策略により毒殺されそう(暗殺)になりますが、猿飛あやめの機転の利いた活躍によって事なきを得ます。
命の危険を感じた将軍やその周辺は、このままではいずれ将軍が殺されてしまうと感じました。
松平片栗虎は、影武者を導入して江戸から脱出する案を出しこれが受理され、その準備が進められたのですが、服部全蔵に裏切られます。
そうして将軍は斬首されてしまい死亡した訳ですが、実は斬首されたのは既に影武者として採用されていた人物だったのです。
本物の将軍は、喜喜に毒殺されそうになった段階で、全蔵によって伊賀の里「飛鳥」に保護されていました。
つまり裏切ったように見えた全蔵が、緻密な計算を裏でしていたことになります。
4.将軍が経験した驚きの過去
銀魂に出てくる将軍ですが、影武者が代わりに斬首されるという衝撃的な展開が見られました。
それにしても、どうして将軍の身代わりとして影武者が命を投げてくれたのか、少し疑問に感じますよね?
それが使命だったとしても、自身の命を犠牲にするだけ将軍に忠誠心を持っている必要がある訳で、どうしてその心が生まれたのか分かりません。
スポンサーリンク
すると将軍の過去から、どうして影武者が将軍の身代わりになろうと決意したのかが明らかになりました。
かつての茂茂の影武者であった、「影丸」は自身のために命を落としてしまう影武者に心を痛めていたのです。
そこで茂茂は全蔵たちに頼み込んで、自らも影武者を救出する作戦に参加すると申し入れ行動しますが、作戦中に重傷を負います。
茂茂はその治療が終わるまで、影武者が自身の身代わりとして江戸で将軍として振る舞ってくれるよに頼み半年間その状態が続きました。
治療をしている間、茂茂は伊賀の忍者たちと交流を持つようになったんですね。
ここで命を救われた影武者「影丸」こそ、全蔵に斬首された人物であり、「将軍のために自分の命を使うと決意した」とのこと。
現実的に考えると、将軍が身代わりとなる影武者を助けようとするなんてあり得ませんね。
それでも将軍は、自身のために死ぬ影武者に心を痛めていた所から、本当に優しくて立派な人格者だと分かります。
驚きの過去を持っていた将軍ですが、その最期はとても悲しいものでした。
5.涙腺崩壊…将軍が迎えた壮絶な最期とは?
銀魂に登場する将軍ですが、その最期はとても意外な形で迎えており読者の間で衝撃が広がりました。
影武者を斬首させることで何とか生き延びた将軍ですが、喜喜と結託していた神威や高杉の追撃は止むことがありません。
意気消沈していた将軍は、銀時からの叱咤によって元気を取り戻し、自分が死ぬわけにはいかないと逃げ続けます。
逃げる日々を続けていましたが、自身を邪魔に感じている喜喜がまさかの征夷代将軍の地位を得てしまったのです。
味方と呼べる者が誰もいなくなってしまった将軍は、犠牲になった命を無駄にしないため「最後の将軍」として抗い続けると宣言します。
こうして「将軍暗殺篇」は終わりますが、その先に悲劇が待っていました。
当然江戸にいられなくなった将軍は京都に行き、彼に協力してくれる者と喜喜政権の対策を練ろうとしてたのです。
ところが、幼馴染の友之助に裏切られてしまい、手の甲に猛毒の針を突きさされて倒れます。
自身の運命を受け入れた将軍は、身近な者の傍で最期を迎える決意を取り、妹「そよ姫」が用意したお茶を飲みました。
「兄に戻っても、お前のいれたお茶はやっぱりぬるいな」
そよ姫にそうつぶやいた将軍は、そのまま横に倒れて静かに息を引き取ったのです。
6.将軍が生きていると噂される驚きの理由
死亡した描写が見られる将軍ですが、読者の間では生存説が根強く残っているのをご存知ですか?
実は銀魂に登場したゲストキャラクター以外で、死んでしまったのはこの将軍が初めてだからです。
傾向から察するに、死んだ将軍はやはり影武者で喜喜たちを油断させるための行動に過ぎないとのこと。
読者の間でこうした生存説が噂されるのは、それだけ将軍というキャラクターが魅力的でギャグ要員として重宝されていたからでしょう。
しかしながらその後、サブキャラクターが死亡する事案が発生したのを受けて、読者の間にも将軍の死が事実であると感じるようになりました。
もう一度、銀時たちとの日常を見たいと、読者の多くが抱いている事が生存説が広まっている所から分かりますね。
まとめ
ここでは、将軍の活躍や性格、悲しい最期などについて紹介していきました。
将軍は民を思いどんな生活をしているのかを知りたいと願い、実際に江戸の町に足を運び暮らしぶりを見ています。
正直で優しく、正義感の強い魅力的な性格をしているだけでなく、ギャグ要員として重要な働きもしてくれたのです。
ところが将軍の最期は、幼馴染の裏切りという悲しいものであり、読者の間で生存説が広まるのは彼が読者から高い評価を得ていたからに他なりません。
今後の再登場は絶望的ですが、将軍の活躍は多くの人の心に響いています。
関連記事